2022.10月から国史跡「小松楼まちづくり交流館」(湖西市新居町新居1190ー3)で1か月間「中根金作とまちづくり展」行います。
現在の湖西市と合併する前の旧新居町時代、古来からの歴史景観を生かし町を俯瞰した広域まちづくりのインフラ整備が、当時大阪芸術大学の学長であり庭園研究家でもあった造園家中根金作の手により長年おこなわれていました。古来から東海道の交通の要衝であった長い歴史と江戸時代から今も唯一現存する「特別史跡新居関跡」を中心に据えたまちづくり。妙に観光地化した町ではなく、その町に暮らす人と訪れる人のバランスがほどよくとれた景観まちづくり。浜名湖と遠州灘の両方に接する唯一の地の理を活かした緑豊かなまちづくりがそこにはありました。